菌糸の寿命については、分子生物学的手法が開発されるようになってきのこの菌糸の遺伝子解析が行われるようになった結果、アメリカの森林に生息しているナラタケの仲間のきのこ(アルミラリア・ブルボーサ)の年齢が推定され、約1,500歳以上であることが判明し、体(菌糸体)の大きさが15haで重さ10t以上と推定される世界最大の生物と判明したことは有名な話であります。これはもちろん、1本の菌糸が1,500年間も行き続けたという訳ではなく、我々人間の体が常に細胞が入れ替わっているのと同様に、同じ菌糸に由来したと推定される遺伝的に同一の菌糸(ジェネット)が1,500年間その森の中で生長を続けたと言うことなのです。
 しかし、アメリカで発見されたナラタケの仲間のきのこの例は極めて特異的であり、自然界での平均的な菌糸の寿命は1年から数年と比較的短命だと言われています。若い樹齢の森の菌糸コロニーは比較的短命で、古い樹齢の森のコロニーは長命である傾向が認められ、外生菌根菌のコロニーの寿命は、共生する樹木の樹齢と生育する森の環境に大きく左右されると言われています。



上記のラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持しない不織に
ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持させた場合の空中常在微生物の
防止、抑止を検証する試験である。

     試験 データはここ

 4月2日の状態。
   不織布のみ(ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株担持なし)では、20μの繊維間隙から空中常在微生物の胞子、芽胞が
   培養基上に落下しコロニーを形成した。
   完全無農薬資材として使用する場合は適合しない。
試験方法
   不織布にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株 生菌懸濁液を噴霧。
   前処理  不織布にセルロース溶液噴霧。 乾燥。これにラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持させた。


   ハイポネックス培地 オートクレイブ
   開栓状態の500cc保存ビンをラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株担持不織布で
   開栓口を覆う。

   空中浮遊落下菌への抗菌状態を観察。
   処理日 2018年3月29日。

   培養温度  最低5℃  最高温度20℃。

不織布にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 菌担持試験
  
    空中浮遊菌への抗菌試験

  3月25日
     空中浮遊雑菌のコロニーは見られない。

  繊維と繊維の間隔が約20μ。
  うどん粉病菌の胞子が40ミクロン。
   植物病害菌の糸状菌の胞子は殆ど侵入阻止できる。
     細菌は約3ミクロン前後だから細菌を遮断できないが・・・・病害菌の糸状菌空中浮遊胞子は遮断出来る。

   これにラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株を担持させる。
   ラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株繁殖の為のエサになる養分も担持させることで、
   高温多湿時期はラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株の菌糸が更に微細に張り巡らせる。
   圃場にラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が生息している「クリーンルーム」を作ることが出来る!
   地表はラン菌(木材腐朽菌)MOG-A1 株が生息しているコットンマルチを敷く・・・・


   完全無農薬栽培用の資材が揃った!
試験方法
  ハイポネックス培地  オートクレイブ
  開栓。
  新開発不織布で開口部をマスク。

  空中浮遊菌の保存ビン内への落下防止の有無を検証。

  処理日
   2018年3月19日。
圃場にクリーンルームを作れる不織布の開発。
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新開発不織布 空中浮遊菌防止試験 (ユニチカ (株)と共同研究)

suma-to siken 150






















































































































































































































































































































































きのこ菌糸体の保存後の生存状況(液体窒素凍結保存)

分類群
供試菌株
保存期間
1ヶ月後の再生菌株数
10年後の再生菌株数
ヒダナシタケ目
174 
173(99.4%)
173(99.4%)
ハラタケ目
355 
354(99.7%)
354(99.7%)
キクラゲ目
20 
20(100.0%)
20(100.0%)
アカキクラゲ目
4 
4(100.0%)
4(100.0%)
ホコリタケ目
1 
1(100.0%)
1(100.0%)
チャダイゴケ目
1 
1(100.0%)
1(100.0%)
スッポンタケ目
1 
1(100.0%)
1(100.0%)
シロキクラゲ目
3 
3(100.0%)
3(100.0%)

 データ引用文献
 2010年度版きのこ年鑑別冊「最新きのこ栽培技術」
 発行所:(株)プランツワールド